スペイン気分

外出自粛延長

で、みなさんそろそろ飽き飽きしてきた頃ではないでしょうか。

外出も憚られて、海外旅行なんてもってのほかですが、少しでも海外旅行気分が味わえるように、ノマドクロスの本棚にスペインコーナーを設けました。

といっても、置いているのは私がスペインに留学していた頃前後に買ったガイドブックや、スペインにまつわる小説です。

そのなかで一冊、「留白・西班牙」という本をご紹介します。

この著者は私の留学時代の友人です。

彼女は香港出身ですが日本語がペラペラでサラマンカ大学に留学していました。当時から本を出したいと言ってでっかい一眼を常に持ち歩いていました。留学した大学は違いましたが(私はグラナダ大学)、私の日本人の友人が彼女と同じ大学で、一緒にスペイン内を旅行したり、私の住んでいるところに遊びに来てくれました。

そんな彼女が宣言通り留学後に香港で出版した本です。日本にまで送ってくれました。

一緒に旅行したトレド(私の横でこんなに良い写真撮ってたんだなぁと今さら感動)

私は中国語は何もわかりませんが、この本は写真がほとんどなのですごく楽しめます。

留学中のアパートの様子や近所のカフェでの食事~旅行先の記録など、見ているだけで行った気分になります。しかも日本人にもなじみがあるバルセロナの記録なども多いです。

バルセロナ、ガウディ建築のグエル公園

彼女が留学していたサラマンカのサラマンカ大学はヨーロッパでも名門中の名門で、中世1218年設立のスペイン最古の大学です。哲学者や弁護士、スペインの歴代首相なども輩出しています。17世紀に出版された有名な小説ドン・キホーテに登場する架空の人物サンソン・カラスコもサラマンカ大学の学士という設定です。

サラマンカ大学の図書館 https://matome.naver.jp/odai/2141632244247906001

ちなみに昔のスペイン語で書かれたドン・キホーテは難しいので、優しいスペイン語に直してある日本語訳付きの下写真の本はすごく読みやすいです。大学の図書館で借りてすごく良かったので買い直しました。たまにパラパラ読んでます。これも置いてます。

「ドンキ・ホーテ」ではないです。ドン(氏)・キホーテ(個人名)「キホーテ氏」という意味

話は戻りますが、友人の「留白・西班牙」の中国語部分が読めたら、彼女が当時どんなことを思って生活していたかがわかるなぁと思って訳そうと思ってたんですが、いつの間にか10年が経とうとしています。誰か中国語がわかる方教えてください。

他にもオススメの小説やガイドブック、辞書などを展示しています!

ご自由に閲覧ください^^

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