先日、最後のセンター試験が終わりました。
来年2021年より大学入学共通テストという新システムに移行するため、実質今年がセンター試験の最終年でした。
ここノマドクロスでも先週はセンター過去問の赤本を広げている受験生が多数いらっしゃっていて、その受験生も来年からは過去問の通用しない未知のテストが始まるというので、「今年で受からなきゃ」という焦りも大いにあるのだろうなと思いました。
かくいう私も18歳の現役時代と25~28歳の再受験浪人時代、人生で2度センター試験を受けました。なのでそれなりに思い出があります。
18歳の高校三年生だった頃は英語のリスニングが導入された年でした。なのでハード面の問題がかなりあったようです。実際リスニング試験に使用される機器の事前テストが授業で何度も行われたり、イヤホンのサイズに問題があって耳にちゃんとはまらない人が何人かいて、試験時間が遅れたり…^^; しかし問題面では事前の予想問題でかなり鍛えられていたのか、本番ではすごく簡単に感じました。
25歳の頃再受験の対策を始めたときには、リスニング問題は初年度より難しくなっていました。やはり導入初年度は受験生の学力を測るためか優しくしてあったのかなー。
再受験時代は、赤本をかなりやり込みました。もともと文系から理系に転向したので文系科目には余裕があったのですが、理数系はもう問題を解くしかないと思ってセンター試験の過去問を全年度解きました。全部解き終わってもうやることがないとなったとき、センター試験より前に導入されていた共通一次試験の問題にまで手を出していました。評価項目などが変わってはいるのでしょうけど、共通一次試験は問題的にはそんなにセンター試験と変わらない気がしました。
新システムの「大学入学共通テスト」になっても結局問題のレベル的にはセンター試験とあまり変わらないのでは、という気もしますがどうなんでしょう。思考力重視など評価項目が変わっても、高校3年生までで培ってきたものを評価されることには変わりがないと思いますし、各科目の重要項目や要点は普遍的なものでしょう。
しかし私が来年の受験生だったらすごく不安だと思います。過去問で各問題の形式的な対策できないのは恐怖です。リスニング導入時でさえ私はかなり不安でした。予想問題より難しいものが出たらどうしよう、予想問題と形式が違っていたらどうしよう…と夜も眠れませんでした。(今大人になって考えると、予想問題はある程度の公式な情報に則って作成されているので比較的信頼できるものだっただろうなと思いますが。)
誰も経験したことのないテストにチャレンジしなければならない環境はつらいと思いますが、是非来年の受験生には突破して欲しいです。
その前に今年の受験生ですね。我々スタッフ一同受付からエールを送っています^^
¡Buena Suerte!
(幸運を!)
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